東急ハーヴェストクラブ

一遊懐石

 このところ寒さが厳しいので、東急ハーヴェストのVIALA箱根翡翠に温泉三昧に行ってきた。食事は館内唯一のレストラン一遊で一遊懐石(税込10,500円)を選んだ。一遊懐石はハイエンドの匠懐石(税込13,650円)の下の標準食というべき位置づけである。

 自ら食事を楽しみたいあまり、食事そのものを写真に撮ることは稀な私ではあるが、食事(素材、味付、盛付、食器等)にリゾートクラブ毎の主張があるような気がするので紹介しておこう。

蕨豆腐

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新筍錦揚げ

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椀盛

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造り

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天鰤利休柚庵焼き

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和牛やわらか揚げ

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あちゃら和え

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贅沢ひろうす

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土鍋御飯、香の物、赤出汁

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水菓子

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 質。量とも十分であり、いつもながら、食器のセンスが良くて、スタッフの気配りもあり満足な食事であった。ただ、価格相当といってしまえばその通りであり、サプライズがないのが東急ハーヴェストの食事に対する私の評価である。これは東急というか、正に東京人の価値観に支えられていると思っている。

プレジデントガーデン

 先の3連休、混雑する軽井沢の街中を避けて、東京⇒佐久⇒小諸⇒鹿沢高原(泊)⇒池の平湿原⇒高峰高原⇒北軽井沢(泊)⇒伊香保⇒東京と軽井沢の周辺を回ってきた。

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 今回、宿泊したのは、休暇村鹿沢高原と東急ハーヴェストの軽井沢高原である。後者はハーヴェストの施設であると同時に鹿島系列のプレジデントリゾート軽井沢のホテルでもある。ハーヴェストの会員であれば、軽井沢にいく場合、旧軽井沢&同アネックスを利用する場合が一般的であるが、立地としては文句がないが、温泉は内湯のみの運び湯で、露天風呂は壁に囲まれていて私としては何か足らないものを感じてしまう。

 一方、軽井沢高原の風呂はコンパクトであるものの、内風呂、露天共に温泉であり、広大な芝の庭が目を楽しませてくれる。また、休前日でもレストランが2回転せず、夕食が6時、6時30分、7時の中から選択できるのが嬉しい。

 そこで今回、紹介するのが、プレジデントガーデンである。ここは、隠れ家的な存在として昨年に誕生した。日中はカフェやハンモック等を用意して宿泊客に開放している。今回、夕食後に利用したのだが、ウッドデッキに焚き木用の設備、ファイヤーピットが用意されていて、火をくべながら、アルコール(ほぼ400円均一)やソフトドリンクを楽しむことができる。特に人気なのはマシュマロ(4個で100円)で串に刺して火であぶって食べるので子供は大喜びである。

 人は火をみるとその美しさに魅せられ、その豊かな表情に深く癒される。奥志賀高原の別荘にあるモルソーの薪ストーブを時折使用して、その楽しさはそれなり理解しているつもりだが、その薪ストーブに比べ、薪の消費量が10倍以上にもなる、この焚き木は圧巻である。

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 公式HPではあまり紹介されていないので、ハーヴェスト軽井沢高原に行くことがあれば、利用してみては如何だろうか。但し夜間営業は10月までのようであるので、事前に確認しておいた方が良いかもしれない。

http://www.circlekids.com

初夏の東急蓼科リゾート

 蓼科湖でちょっと遊んでから、東急蓼科リゾートに向いました。ここは素材としての木をうまく生かした伝統のリゾートホテル。ハーヴェストクラブも併設されていて、メゾネットの6人部屋にアサインされました。それぞれの階にトイレや洗面所があって便利です。ただ、リビングがからまつ池側ではないので、ツインルームより眺望は落ちます。

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 早速、 からまつ池を散歩して、蓼科アネックスにある鹿山の湯で温泉を楽しみます。徒歩数分の距離ではありますが、フロントで入浴券をもらっていきます。ディナーは人気のレストラン、フレグラントでフレンチを楽しみました。夕暮れを楽しみながらおいしい食事ができて最高の気分です。

 翌日は、和食か洋食を選択する朝食です。サラダ、ドリンクはテーブルから自由にとる方法です。からまつ池を散歩してから、早目にチェックアウトをしました。

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 八島ヶ原高原湿原に立ち寄って、一時間近く木道を散策しました。

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 それから、下諏訪の方に下り、諏訪大社のそばにある苔泉寺そば処「萩月庵」で昼食をとりました。茶室の奥にある蔵の中にお店があります。そばが運ばれる前にちょっとした先付が出てきて、お酒が飲みたくなりましたが、運転手なので我慢です。そばは腰があっておいしくて、デザートにわさびアイスも出て大満足です。帰りはちょっと渋滞にはまってしまい7時頃帰京しました。

http://www.tamariya.org/soba/index.html

 今回はエクシブで豪華な部屋と大規模に配置された施設を楽しむ一方、東急リゾートではウッディーな建物と美しいからまつ池に癒されてきました。どちらも、甲乙付けがたいリゾートで、蓼科にきたら、やはりどちらも泊まりたいというのが今の心境です。

箱根翡翠のバースディクッキー

 ブログの更新をさぼっている間に、日時が経過してしまいました。ちょっと、古い話ですが、妻の誕生日直後にお花のプレゼントを期待しつつ、箱根翡翠に行ったのですが、部屋にはクッキーが置かれていました。

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 夕食は徒歩5分位のところにある花菜を予約していて、味、量とも家族3人で満足しましたが、酒代も含めて翡翠の一遊懐石の一人分以下で済んでしまいました。おまけに朝食は甲子園のバイキングにしました。翡翠にはルームチャージしか落とさなかったので、このクッキーの件は、妙に納得してしまいました。

 クッキーは大変おいしかったようですが、次回はどういう戦略で誕生日を過ごそうかと練ってみたいと思っています。箱根、伊豆、軽井沢などに行く際は、夕食をリゾートクラブ(限りなくホテルの食事)にするか地元のお店を選ぶかは、いつも悩むところであります。

 部屋から早川側の夜景です。水の音が心地良く、ゆっくり過ごすことができます。

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 前回、翡翠を利用した際、息子の誕生日だったので、バースディケーキを部屋に持ってきてもらい、それなりに満足したのですが、ケーキの生地が普通で、どうしてもまた食べたいというレベルではなかったので、最近移転したLucky's Cafeにケーキを食べに行きました。緑豊かな店内を楽しみながら、おいしく食べることができました。

http://www.go-lucky.jp/index.html 

石垣いちごとハーヴェストクラブ静波海岸

 4月の週末に、久能山の石垣いちご狩りと海を眺めに東急ハーヴェストの静波海岸に行き、都市近郊以外の高速道路が最大1,000円というメリットを享受してきた。ただ、1,000円区間を最大限享受するため、高速道路での乗り降りを極力避けようとする自分の姿がみえてきた。途中で高速を降りて乗り直しても、以前に比べればずっと安いのではあるが、大都市近郊以外は片道1,000円で済ませないと損だという感覚である。

 行きは静岡市内のイタリア料理店、カンティネッタ・アドルノでサラダ、ピザ、パスタ&リゾットで昼食を取り、デザートは久能山東照寺の山門近くの山内屋でいちご狩りとする。こちらの石垣いちごは品種改良で粒が大きく、大変甘い。5月の連休過ぎ位までの営業のようで、2、3月のベストということだが、とてもおいしく一人で2パック位は平らげてしまった。

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 途中、広野海浜公園で海を見たり、沈没船をイメージした遊具等で、息子を遊ばせてから、本日のホテル、ハーヴェスト静波海岸に向う。ロビーでチェックインしてから、長い廊下をひたすら歩く。まず、ラケットボールコート2面(手前の1面には卓球台が3台設置)、一般客用のホテルSwing Beach 静波海岸を経てハーヴェスト棟に入る。手前に温水プールがあって、図書室の先にようやくエレベーターがあった。最上階の3階の和洋室がアサインされたが、防砂林により海の眺めは妨げられるが、波音と時折感ずる潮風が海に来たことを実感させてくれる。

 2階にある、大浴場で汗を流してから、和洋折衷コース、静波(税込6,825円)を頂きにロビー向かいのレストランに行った。小海老のサラダ仕立て、駿河湾産の刺身や解禁になったばかりの桜海老のかき揚げは冷えたロゼのスパークリングワインに合って、大変おいしかった。

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 夕食後、息子が卓球をしたいというので、何十年振りかでラケットを持つことにした。我家の卓球はすぐ途切れてしまうが、隣のテーブルの家族のうまいこと、とりわけ、おじいちゃんの強さには感動ものだった。そういえば、子供の頃、連れて行かれた観光地の旅館(ホテル?)には、よく卓球台がおいてあったものである。たまに行く、ラフォーレ倶楽部には卓球台が備わっている施設が多いが、利用する年齢層が別段、高いわけでもないのが不思議なところである。

 この、静波海岸の最大の特徴はスポーツ設備である。道の向うが浜辺というロケーションで屋外プール二つに室内プールが備わる。屋外にはゴーセンカップ(女子)の会場になるオムニコート6面とパターゴルフがある。室内には、ラケットボールと卓球ができる。スポーツでいい汗をかいて、大浴場で汗を流して、ビールをおいしく飲むという健康な過ごし方が、開放的な空間を持つこの施設に相応しいと思う。

 ライトアップされた、テニスコートと屋外プールが美しい。

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 翌日は、焼津で新鮮な魚介類を買って帰ろうと思っていたが、息子がまた卓球をしたがり、出発が昼近くになってしまったため、日本平SCで桜海老と生シラスをお土産にして、東名が混まないうちに帰京した。

ハーヴェスト斑尾のレストランと雪遊び

 3月の連休にハーヴェスト斑尾に雪遊びに出かけた。行きは長野まで新幹線で行き、そこからタングラムの送迎バスで飯綱高原経由、50分程でハーヴェストに到着。4Fの和室に通された。

 このハーヴェストはロビー、売店、ロッカーと大浴場はハーヴェスト単独で用意されているが、レストランやプールは渡り廊下で連結するホテル・タングラムのものを利用する。この施設は最大の特徴は、ゲレンデ直結のホテルであり、簡単にお部屋で休憩することが可能なことである。ただ、ハーヴェストの大浴場は3時からであり、それ以前の時間帯での利用はタングラムの大浴場を利用(ハーヴェスト宿泊者は無料)する必要がある。

 到着した1日目は雪が降ってきたこともあり、お部屋と大浴場での温泉でゆっくり過ごした。夕食は、フレンチ、和食、中華、バイキングの4つのレストランから選ぶことができる。予約不要のバイキングレストラン、ジグザグ以外は原則として当日3時からの予約である。

 ジグザグは以前、夏に利用した時に窓際の席が確保できなかったためか、何か落ち
着かず、あまりよい印象は持っていなかったので、一日目の夕食はフレンチのコースをル・タングラムで頂くことにした。窓際の良い席に案内された。

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 ル・タングラムは玄関側にあって、ゆったりと席がとられている。価格が4,500円、5,000円、6,500円、8,000円となっていて通常のハーヴェストクラブでの夕食に比べ2,000円近く安い設定である。6,500円の芙蓉コースは質、ボリュームとも満足できる水準であり、内、2品には若き調理人考案のメニューも加わって、おいしく頂くことができた。

 他の和食、中華もほぼ同様な価格設定であり、会員制でないホテル・タングラムのレストランでもあるが故、価格が競争的になっているのでないかと推測している。先日のセラヴィリゾート泉郷のアンビエント伊豆高原でも同様の印象を持ったが、一般客を多く受け入れているところは、総じて食事の対価格満足度が高いようである。

 既存のハーヴェストクラブのレストランでも、是非、現状と同じ満足感を得られて1,500円~2,000円安い価格で提供できる食事を工夫してもらいたいと感じた。まあ、ホテルハーヴェストはあるが、数が限定的なので、競争原理が働かないのは致し方ない。うがった見方をすれば、ちょっと割高にすることによって、施設内食率を下げ、満席になることを回避して、メンバーやオーナーに苦情を言われないようにしている、ともとれなくはない。

 翌朝はジグザグでバイキングの朝食をとってから、スキーゲレンデ、タングラムサーカスに向う。息子はスキーをやりたがらないので、あきらめて、キッズ・パークで雪だるまを作ったり、そり遊びをした。また、スノーモービルでひいてもらうスノー・ラフティングは大変楽しくて、翌朝も含めて計5回も乗ってしまった。

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 このタングラム・サーカスには保育室や幼稚園もあって、ガンガン滑りたい子連れ夫婦にはお勧めの施設である。ただ、我家では今シーズンはスキーをするのを諦めているので、息子が雪に馴染むことを第一目標に掲げているので無理はしない。すべては来年のスキー・デヴューの為である。適当に遊んで、ジグザグで昼食やおやつをとったりして、早めに部屋に引き上げた。温泉でゆっくりと疲れをとって、夕食に備えることにした。

 2日目の夕食は、息子がバイキングを望むので、5時30分の開場と同時にジグザグに行き、窓際の席を確保してゆっくりと食事をとることにした。これが正解で、空いている時間に食事の品定めをして、最も混雑する6時30分頃には、ライトアップされているゲレンデを眺めながら、ゆっくりワインや冷酒を楽しむ親とデザートを楽しむ息子という構図ができあがっていた。ゲレンデが幻想的な美しさで、いつまで見ていても飽きない。お酒に合うオードブル系が多く揃っている。食事では、ワカサギの天ぷら、ちょっと分厚いローストビーフや海鮮丼がおいしかった。3,990円のバイキングには期待以上のものがあった。

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 3日目の朝食は、バイキングが続いたので、前日予約を入れて和定食を和食レストラン風車で取った。ここはゲレンデ側に面していて、山を眺めながらゆったりと朝食をとって、これからの予定を考えることができた。ハーヴェスト会員特典で12時までチェックアウトを延ばして、午前中は雪遊びに専念した。ちょっとしたおやつを買って、午後1時前の送迎バスで長野に向う。

 東急デパートで遅めの昼食をとって、3時45分発の高速バスで帰京する。連休の最終日であり、予定時間を90分程、超過して、最寄りの練馬区役所前に到着した。ただ、自分で運転したわけでないので、居眠りを楽しみながらなので、疲労感はほとんどない。ここから自宅まではタクシーで2、3メーターの距離である。

VIALA箱根翡翠のスィートルーム1

 今回はハーヴェスト箱根翡翠のスィートルーム1に宿泊した。スィート2に比べて、甲子園から遠い方にあるので、甲子園の宿泊者と目を合わせることが少なく、むしろ翡翠側からの視線をどう遮るかが肝要な配置である。

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 この部屋は翡翠で一番のワイドスパンでリビングと寝室の間に長い廊下があり、廊下の両側にベランダと露天風呂が配置されている。

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 露天風呂は他のスィート同様、24時間温度がキープされるタイプで同時に3人入っても十分な広さがある。滞在中、ことあるごとに入っていました。

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 夕食は、唯一のレストラン一遊で子供向けものが従来の4,725円から、3,675円と2,100円の2つに変更された(何回かリクエストしました)ので、久し振りに5歳の息子を連れて行きました。いままでの利用の際、手前の2~3グループ用の部屋に案内されましたが、今回初めてメインのダイニングに案内されました。照明が若干落とされていて、大人の雰囲気が感じられて、息子の反応が気になるものの、ゆっくりと食事をとることができました。

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 翌日は、子供の朝食を翡翠で食べる場合には前日に予約する必要があるのですが、それが面倒なので、今回も甲子園の朝食バイキングを利用しました。いつもはチェックアウトの11時まで部屋で粘ばるのですが、今回は10時過ぎに翡翠を後にして泉郷のアンビエント伊豆高原本館に向いました。

箱根翡翠での誕生日

 先の週末にハーヴェスト箱根翡翠に宿泊した。この日は息子の5歳の誕生日だったので、事前に3時30分頃にバースディケーキ(3,700円)を部屋に届けてくれるように頼んでおいた。

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 いちごをたっぷり使かったショートケーキで、ケーキ生地がちょっと焼きすぎではあるが、生クリームがとてもおいしくて満足であった。同時に、翡翠のレストラン「一遊」での夕食の際、ホテルから全員にファーストドリンクのサービスがあった。

 息子の誕生日の数日前が私の誕生日であったので、お部屋には翡翠から私へのお花のプレゼントが置いてあった。

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 昨年、女房の誕生日近辺に宿泊した際に、同様のプレゼントを頂いたので、男性にもあるのかなと思い、期待半分で今回、翡翠を訪れたので、とても嬉しかった。オーナー夫妻の誕生日にお花のプレゼントという嬉しい演出を今後とも是非、継続してくれるように願ってやみません。今後、家族の誕生日前後に翡翠に宿泊するのが我家の掟になりそうであります。

ハーヴェスト箱根明神平とハーヴェストクラブへの要望

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 1月 末にハーヴェスト箱根明神平に宿泊してきた。今回は姉夫婦と一緒なので、コネクティングルームを利用した。ハーヴェストのコネクティングルームは洋室と和洋室の組み合わせが基本であり、今回は2ベッドにソファ-ベッドがついた洋室と2ベッドと6畳の和洋室のタイプであった。

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 前にも書いたが、パーソンチャージ制のハーヴェスト(VIALA以外)では、4人以上の宿泊の場合、1部屋にしてファミリールームを狙うか、2部屋にしてコネクティング使用するか迷うところである。しかし、ファミリールームは基本的にホーム優先でかつ数が限られていることと、外れた場合、通常の和洋室1部屋を多人数で利用することになることを考慮して、私の場合、コネクティング利用することが多い。洗面台やトイレが複数あるのは大変便利であり、和室とソファーの両方を楽しめることにもメリットがある。欠点はメゾネットルームなどのファミリー大型ルームを利用できる可能性がなくなることである。

 箱根明神平に大ファミリールームが存在するか否か不明だが、コネクティングルームは禁煙・喫煙各2組存在する。今回は義兄がヘビースモーカーなので、冬の寒い折、外で喫煙するのはかわいそうなのでの喫煙のコネクティングルームにした。当たり前ではあるが、コネクティングドアを開けておくと、煙も流れ込んでくる。

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 この施設は東急の分譲した別荘地エリアにあって、隣には別荘管理事務所がやっているテニスコートが5面あり、宿泊者も使用できる。残念ながら、今回は使用しなかったが、次回は春か秋に来て、楽しみたいと思う。また、施設内には、小さいながらプールもあり、ゆっくり滞在することが可能だ。欠点は、すぐそばに飲食店がないのに、ランチ営業していないことであろうか。

 39部屋のこじんまりした施設なので、大浴場や露天風呂が小さいのであるが、あまり込み合うこともなく、スタッフもフレンドリーで居心地がよい。夕食は天井が高く、ふんだんに木が使われた食堂「夢路」でガラス越しにお庭を眺めながら会席「花」(8,400円)と日本酒黒龍を味わう。食事は値段相当でなかなかおいしいかったし、4歳の息子に対する配慮もも行き届いて快適であった。

 ただ、箱根明神平に限らず、多くのハーヴェストクラブで感じるには、食事に対するお得感がないということである。素材も吟味されていて味も決して悪くはないのだが、宿泊客をびっくりさせるような意外性はないし、外食するよりこんなに良くてさすがに会員制のクラブであると感じさせるものがないのである。この点、リゾートトラストや泉郷の方が、施設や時期によってばらつきがあるものの総じて頑張っているように思う。

 素泊まりが基本のリゾートクラブでは、夕食を施設内でとって貰うように、手を変え品を変えてお得な宿泊プランや期間限定のメニューで会員を誘惑するはずだが、残念ながら、ハーヴェストクラブのプランのお得度は500円程度が普通、多くても1,000円程度というものである。

 飲食部門の収益への貢献は相当あるはずなので、施設内で飲食をする人の満足度を上げることは、施設維持の観点からは絶対に必要なことである。施設内飲食者に2ドリンクサービスする位のメリットを与えることと平日利用者への適度のメリット提供は是非考えてもらいたい点である。それによって、施設内飲食者と平日利用者の増加があれば、施設側のメリットも多いはずである。他のクラブが閑散期に行っているキャンペーンにはハーヴェストクラブが見習うべきものがあると思う。

 また、これはどのリゾートクラブも同様であるが、レストランでのアルコール関係の提供価格が高いような気をするので、併せて検討願いたいと思っている。私の経験では、多くのハーヴェストでは、ワインをボトルでとっても、最初の一杯のみサービスしてくれるが、後はなかなか注いでくれないので自分で注ぐしかない場合が多い。最初は違和感があったが、手酌に慣れてしまったので、アルコールに高いサービス料相当分を上乗せされることは納得がいかない。また部屋や売店での提供価格との差が大き過ぎることも、宿泊客に如何に喜んでお金を使わせるかというノウハウが欠如しているような気がする。

 今回はハーヴェストへの要望が多くなってしまったが、ハーヴェストは私にとって、気ままに過ごせる大切なクラブであります。この週末は箱根翡翠のスィートがとれているので、レストラン一遊に行って、手酌でないワインを楽しみたいと思っています。(さすがに翡翠ではワインの手酌の経験はありません。)

箱根翡翠、値上げを2010年1月からに変更

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 2009年1月からの東急ハーヴェストクラブの宿泊料金値上げの発表後、Viala箱根翡翠については、ひとまず値上げを延期して、12月末までに今後の方針を連絡するということになっていた。

 そして、先日事務局から手紙が届いた。それによると、値上げは、1年延期して2010年1月に改定し、その後、変則的に2年後の2012年、それから本来の3年毎の改定にするというものであった。

 現下の経済環境はこの数ヶ月で様変わりで、原油価格は大幅に下落して、雇用悪化に伴い人件費が上昇する環境ではなくなってきているので、2010年の値上げがどうなるのか、この一年間注意深く見守っていきたいと思う。とりあえず、一年間は、今まで通り利用していきたい。

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